炭手前 鷽

衣をつけた旬の食材を軽く油にくぐらせ、中まで揚がる前に引き上げたら炭火台へ。赤々と燃える炭火でじっくり中まで火を通していきます。網の下に余分な油が落ちるので、衣はサックリと心地よい歯触り、中は炭の熱でふっくら蒸し焼きになるので素材の旨味がぎゅっと凝縮。初めて食べるお客様は誰もが「こんな天ぷらは初めて！」と驚く、当店ならではの逸品となりました。ぜひ、一度お召し上がりくださいませ。

炭火や灰を自由自在に操り、他では決して味わえないようなオリジナルの炭火焼料理をご提供しております。カウンター席と同じ高さに設置した炭火台は、昭和初期に作られた関西火鉢。炭は鹿児島・霧島の樫やクヌギを農家さんから直接仕入れています。仕込みから仕上げまで全ての調理工程を見ながら食事を楽しめるのも当店ならでは。日本酒やワインなど、お料理の味を引き立てるお酒も季節に合わせて豊富に取り揃えています。

当店でお出しするのは、日本各地に足を運び出会った生産者さんたちから直接仕入れる、厳選された食材のみです。中でも〆にお出しする蕎麦は、日本三大秘境のひとつ、宮崎・椎葉村産の蕎麦粉を使用。縄文時代から続く焼畑農法で育てられた、貴重な蕎麦を石臼挽きで取り寄せ、毎日店内で丁寧に手打ちしております。人と人の縁から生まれる美味を、ぜひ心ゆくまでご堪能ください。皆様のご来店をお待ちしております。